ミャンマーの情報を伝える「Border Angels」第3回

~ 今回のゲスト ~
根本敬(ねもとけい)
上智大学名誉教授。1957年生まれ(67歳)。1980年国際基督教大学教養学部卒。
専門分野は東南アジア史、特にビルマ(ミャンマー)近現代史の研究。
両親の仕事の関係で5歳(1962年)から7歳(1964年)までラングーン(ヤンゴン)で過ごす。また修士号取得後の1985年から1987年まで2年間、文部省アジア諸国等派遣留学生としてビルマへ国費留学。1993年から1995年まで訪問研究員としてロンドン大学アジア・アフリカ研究院(SOAS)に所属。

<主な経歴>
1980年4月~東京都立冨士森高等学校(全日制普通科)世界史教諭 
1989年10月~東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助手 
1995年4月~同・助教授 
2005年4月~同・教授 
2007年4月~上智大学外国語学部教授 
2014年から同・総合グローバル学部教授 

<主な著書>
『アウンサンー封印された独立ビルマの夢』(岩波書店、1996)
『抵抗と協力のはざま―近代ビルマ史のなかのイギリスと日本』(岩波書店、2010)
『物語ビルマの歴史』(中公新書、2014)
『アウンサンスーチーのビルマ』(岩波書店、2015)
『つながるビルマ、つなげるビルマ:光と影と幻と』(彩流社、2023)
このほかに編著、共著、論文、書評、論説など多数。

その他
NGO、学術団体、市民団体等での講演、メディアから依頼されるミャンマー情勢に関する解説など、ミャンマー問題の第一人者として広く認知され、全国のミャンマー支援者から信頼され慕われている。